バレンタインの時期ですね!
フィオレ動物病院です🐶🐱
バレンタインのシーズン到来ですね。
チョコレートをおうちに置く機会が増えるこの時期、
わんちゃん、ねこちゃんが誤って食べてしまう事のないよう
ぜひ気を付けていただきたいとお伝えすべく
今日は投稿いたします!
私たちがお茶の時間や仕事の合間に
つい欲しくなるチョコレート🍫
わんちゃん、ねこちゃんにとっては
中毒を起こす物質が含まれていることを
ご存じの方も多いのではないでしょうか。
チョコレート(厳密に言うとカカオ)に含まれる
テオブロミンやカフェインは
中枢神経や心筋細胞の興奮を引き起こします。
初期症状は多飲、嘔吐、下痢、落ち着きがなくなる などが挙げられます。
症状が進んでしまうと、
過剰な興奮、高熱、頻脈、不整脈、頻呼吸、震えや痙攣(けいれん)など
聞くだけでも怖い症状が並びます。
これらは早ければ摂取してから2~4時間、
遅くとも12時間以内に起こるとされています。
カカオの含有量が多い順は
ココアパウダー>ビター、ダークチョコ>ミルクチョコ>ホワイトチョコ
となっていますが
そもそもチョコレートは脂肪分が多いですから、
摂取後1~3日で「膵炎」という
内臓の病気も起こす可能性があります。
こちらもこじらせると非常に怖い病気ですので、
ホワイトチョコだから食べても大丈夫という訳ではありません。
誤食に気付かれたら、ひとまず動物病院に連絡をして
いつ、どんなチョコを、どのくらい食べてしまったか伝え、
その後の対応を考えてもらってください。
催吐(お薬を用いて吐いてもらう)処置、点滴、中毒物質を吸着する飲み薬を処方することが多いです。
ハッピーなバレンタインを過ごすために、
わんちゃんねこちゃんがおられるご家庭は
チョコの取り扱いに注意です(^_-)-☆